疲れたな、と感じた日に。心と体をやさしく整える小さな習慣
「なんだか今日は疲れたな」
理由ははっきりしないけれど、体が重い、気持ちが乗らない。そんな日、ありませんか
忙しい毎日を過ごしていると、疲れは知らないうちに少しずつ積み重なります。無理を続けてしまう前に、ほんの少し立ち止まることも大切です。今回は、疲れを感じたときに取り入れたい、やさしく整えるための習慣をご紹介します。
疲れを感じるのは
頑張っている証
まず知っておきたいのは、「疲れた」と感じられること自体が悪いことではないということです。
疲れは、体や心からのサインです。
・少し休んでほしい
・ペースを落としてほしい
・今は立ち止まってほしい
そんなメッセージを送ってくれています。
それを無視してしまうと、慢性的な不調や気分の落ち込みにつながることもあります。だからこそ、「疲れたな」と思えたタイミングは、自分を整えるチャンスです。
まずは深呼吸。3分でできるリセット習慣
疲れているときほど、呼吸は浅くなりがちです。まずはゆっくりと、深い呼吸を意識してみましょう。
簡単な深呼吸のやり方
1. 背筋を軽く伸ばす
2. 4秒かけて鼻から吸う
3. 6秒かけてゆっくり口から吐く
4. これを5回ほど繰り返す
吐く時間を長めにすると、副交感神経が優位になり、体がリラックスしやすくなります。たった3分でも、頭の中が少し静かになる感覚があるかもしれません。
「何もしない時間」をあえてつくる
疲れたときほど、スマホを見続けたり、動画を流しっぱなしにしてしまいがちです。でも、情報を受け取り続けることも、実は脳にとっては負担になります。
思い切って、5分だけ「何もしない時間」をつくってみるのもおすすめです。
・窓の外をぼんやり眺める
・お気に入りの音楽を1曲だけ聴く
・温かい飲み物をゆっくり飲む
特別なことはしなくて大丈夫です。静かな時間が、心をゆるめてくれます。
なかなか意識的に休憩を取れないという方は、ポモドーロ・テクニックを取り入れてみるのもおすすめです。ポモドーロ・テクニックは「短時間だけ集中 → しっかり休む」を繰り返す時間管理法です。とてもシンプルですが、継続すると生産性が大きく変わります。
\基本ルール/
①25分間、1つの作業だけに集中する
②5分休憩する
③これを4回繰り返す
④4回終わったら、15〜30分の長めの休憩を取る
\ポイント/
・25分間はスマホ・SNS・通知をオフ
・途中でやめず、タイマーが鳴るまで続ける
・作業はできるだけ具体的に区切る(例:「資料作成」ではなく「スライド3枚作る」)
\メリット/
・集中力が続きやすい
・先延ばしが減る
・作業量を“見える化”できる
・疲れにくい
体を少しだけ動かすと、
気持ちも変わる
「疲れているのに運動?」と思うかもしれません。でも、軽いストレッチやゆるい動きは、血流を促し、気分転換にもつながります。
おすすめの簡単ストレッチ
・肩を大きく回す
・首をゆっくり左右に倒す
・背中を丸めて、ゆっくり伸ばす
ポイントは「気持ちいい」と感じる範囲で止めること。無理をしないことが何より大切です。
ほんの数分でも、体がじんわり温まり、心も軽くなることがあります。
自分を責めない、という選択
疲れているときほど、「もっと頑張らなきゃ」と思ってしまうことがあります。でも、常に全力でいる必要はありません。
今日は70%でもいい。
今日は早めに休んでもいい。
今日は予定をひとつ減らしてもいい。
そんなふうに、自分に許可を出してあげることも、大切なセルフケアです。完璧でなくても大丈夫です。少し立ち止まることが、明日の元気につながります。
それでもしんどいときは、
環境を見直してみる
慢性的に疲れを感じている場合は、生活リズムや環境が影響していることもあります。
・睡眠時間は足りているか
・食事は偏っていないか
・予定を詰め込みすぎていないか
・本音を言えずに無理をしていないか
すべてを一度に変える必要はありません。
できることから、ひとつだけ整えてみる。それだけでも十分です。
疲れたと言える自分を大切に
疲れを感じるのは、弱さではありません。
それは、自分の状態にちゃんと気づけている証です。がんばり屋さんほど、無理を重ねてしまいがちです。でも、ずっと走り続けることはできません。ときには立ち止まり、深呼吸をして、ゆっくりお茶を飲む。
ぜひ、自分にやさしくしてみてくださいね。