鯖缶はなぜ最強なのか?美容とダイエットの味方にしたい理由
「美容やダイエットのために、食事を見直したい」そう思ったとき、サラダや鶏むね肉、プロテインなどを思い浮かべる方は多いのではないでしょうか。
もちろん、どれも上手に取り入れたい食品です。でもぜひ候補に入れてほしい食品があります。
それが「鯖缶」です。
スーパーやコンビニで簡単に購入できて、長期保存もしやすく、調理もほとんど必要ありません。
それなのに、たんぱく質をはじめ、EPA・DHA、ビタミンD、カルシウムなど、普段の食生活で意識したい栄養素を摂りやすいという優秀さ。
「何を食べたらいいかわからない」
「魚が身体に良いのはわかるけれど、料理するのが面倒」
そんな方にも取り入れやすい食品です。
今回は、なぜ鯖缶が美容やダイエットを意識する方にとって「最強」と言いたくなるほど便利なのか、その理由をご紹介します。
鯖缶のすごいところ①
「たんぱく質」が手軽に摂れる
ダイエット中というと、野菜中心の食事をイメージする方もいると思います。サラダを食べて、スープを飲んで、ご飯を少なめにする。一見ヘルシーですよね。でも、そこで忘れたくないのが「たんぱく質」です。
たんぱく質は筋肉だけではなく、皮膚や髪など身体を構成する材料になる大切な栄養素。せっかく綺麗になるために食事を減らしているのに、必要な栄養まで不足してしまってはもったいないですよね。
そこで便利なのが鯖缶です。
缶を開けるだけで魚を食べられるので、「忙しくて料理する時間がない」という日でもたんぱく質源を確保しやすくなります。
たとえば、お昼が「おにぎりとサラダだけ」になりそうな日は、そこに鯖缶をプラスする。夕食を簡単に済ませたい日は、鯖缶と野菜で一品つくる。それだけでも食事の内容は変わります。
ダイエットでは「何を減らすか」ばかり考えがちですが、本当に意識してほしいのは「必要なものをきちんと食べられているか」。鯖缶は、それを簡単に実践しやすい食品です。
鯖缶のすごいところ②
EPA・DHAを摂りやすい
鯖と聞いて思い浮かべる栄養素といえば、EPAやDHAではないでしょうか。EPA・DHAは、青魚などに多く含まれる不飽和脂肪酸です。
「ダイエット中だから脂質はできるだけ摂らないほうがいい」と思っている方もいるかもしれません。でも、脂質はすべて避ければいいものではありません。脂質は身体に必要な栄養素であり、大切なのは「どんな食品から摂るか」という視点です。
普段、肉料理が中心で魚を食べる機会が少ない方にとって、鯖缶は青魚を日常的に取り入れるための便利な選択肢になります。
「週に何度か魚料理を作ろう」と思っても、魚は買った後の保存や下処理、グリルの片付けなどが少し面倒ですよね。その結果、気づけばお肉ばかりになっている方も多いと思います。
鯖缶なら、買ってストックしておくだけ。
魚料理のハードルをぐっと下げられることも、鯖缶をおすすめしたい大きな理由です。
鯖缶のすごいところ③
骨まで食べられる
缶詰の鯖は加圧加熱されているため、骨までやわらかくなっています。この「骨ごと食べられる」というのも鯖缶の魅力です。
カルシウムというと、牛乳やヨーグルト、小魚などを思い浮かべる方が多いですよね。でも、普段乳製品をあまり食べない方や、小魚を食べる習慣がない方は、カルシウムを意識する機会そのものが少なくなりがちです。そんな方でも、骨ごと食べられる鯖缶なら普段の食事に取り入れやすくなります。
さらに鯖はビタミンDも含む食品です。
美容というと、ビタミンCやコラーゲンなど「肌に関係しそうな栄養」ばかりに目が向きますが、本当の意味で身体を整えるなら、特定の栄養素だけを摂るのではなく、さまざまな食品からバランスよく栄養を摂ることが大切です。
鯖缶ひとつですべての栄養が補えるわけではありません。それでも、いつもの食事の栄養バランスを整えるための一品としては、とても使いやすい食品です。
鯖缶のすごいところ④
「料理したくない日」に強い
健康的な食生活が続かない一番の理由は、知識不足ではないと思っています。
「野菜を食べたほうがいい」
「魚も食べたほうがいい」
「たんぱく質も必要」
ほとんどの方は知っていますよね。
難しいのは、それを毎日実践することです。仕事から疲れて帰ってきて、そこから魚を焼いて、副菜をつくって、洗い物をする。
これを毎日続けるのは簡単ではありません。
そこで、冷蔵庫に何もない日にカップ麺や菓子パンだけで済ませるのではなく、家に鯖缶をストックしておく。これだけで選択肢がひとつ増えます。
鯖缶をお皿に出して大根おろしを添える。
豆腐や野菜と合わせる。
味噌汁に入れる。
トマト缶と煮る。
サラダにのせる。
特別な料理をしなくても、いろいろな食べ方ができます。美容やダイエットは、「完璧な食事を1週間だけ頑張る」より、「そこそこ良い食事を長く続ける」ほうが現実的です。その意味でも、手間をかけずに食べられる鯖缶は、とても頼れる存在です。
ダイエット中なら「鯖缶を食べれば痩せる」とは考えない
ここは、とても大切なポイントです。
鯖缶にはさまざまな栄養素が含まれていますが、鯖缶を食べるだけで脂肪が落ちるわけではありません。また、「身体に良い食品=たくさん食べても大丈夫」というわけでもありません。
鯖は脂質も含む魚なので、普段の食事に単純に追加し続ければ、その分エネルギー摂取量も増えます。おすすめなのは、「追加する」というより「置き換える」という考え方です。
たとえば、脂質の多い肉料理が続いているなら、そのうち一食を鯖にする。お昼がパンだけになりがちなら、主食・野菜と組み合わせて鯖をたんぱく質源にする。こうすると、食事全体のバランスを考えやすくなります。
また、味噌煮や味付きの鯖缶は商品によって糖質や塩分量が異なるため、ダイエット中や塩分を控えたい方は栄養成分表示を確認する習慣をつけてみてください。
シンプルに使いたいなら、水煮タイプは料理にもアレンジしやすくおすすめです。「鯖缶を食べれば痩せる」のではなく、「ダイエット中の食生活を整えやすくしてくれる」。これが、鯖缶との上手な付き合い方です。
美容を考えるなら「高価なもの」より毎日の食事から
美容のためとなると、高価な美容食品やサプリメントに目が向くことがあります。もちろん、必要に応じて上手に活用するのもひとつです。でも、その前に一度、毎日の食事を振り返ってみてください。
朝はパンとコーヒーだけ。
昼はパスタ。
夜は簡単にうどん。
このような食事が続いているなら、まずは基本的な食事のバランスを見直すことが先かもしれません。
私たちの身体は、日々食べているものを材料にしています。だからこそ「外側のケア」だけでなく、普段何を食べているかの「内側のケア」にも興味を持っていただきたいと思っています。
そして、健康的な食生活は必ずしも高価で複雑なものである必要はありません。鯖缶、卵、豆腐、納豆、野菜など、スーパーで簡単に買える食品でも、組み合わせ次第で食事は整えやすくなります。
「美容のための食事」と聞いて難しく考えず、まずはいつもの食事に足りないものをひとつ整える。そのくらいから始めてみてください。
鯖缶を「最強」にするのは、組み合わせ方
鯖缶だけを毎日食べていれば健康になれる、ということではありません。鯖缶の良さを活かすなら、野菜や海藻、きのこ、豆類、主食など、ほかの食品と組み合わせることが大切です。
たとえば、鯖缶とたっぷりの野菜を使ったスープ。鯖缶とトマト、きのこを合わせた煮込み。ご飯、鯖、具だくさんの味噌汁という定食スタイル。
時間がなければ、鯖缶とカット野菜、豆腐を組み合わせるだけでもOKです。毎食100点を目指す必要はありません。
昨日は外食だったから、今日は魚と野菜を食べよう。お昼は炭水化物に偏ったから、夜はたんぱく質と野菜を意識しよう。そんなふうに、1食ではなく数日単位でバランスを整えていくと、食事管理はずっと続けやすくなります。
鯖缶の本当の強さは、「食べれば痩せる」という特別な効果ではありません。たんぱく質やEPA・DHAなどを含む青魚を、買い置きできて、調理の負担も少なく、いつでも食卓に加えやすいこと。
つまり、身体に必要なものを摂るという当たり前のことを、続けやすくしてくれる食品です。
ダイエット中だから食べない。美容のために特別なものだけを食べる。そんな極端な食生活ではなく、身近な食品を上手に選びながら、きちんと食べて綺麗になる。
そのための頼れる一品として、鯖缶をストックしてみてくださいね。