オンラインショップ

Blog ブログ

なんだか「だるい」は塩分過多かも?

こんにちは、AMUBELLEの原です。

「塩分の摂りすぎは体に良くない」と分かっていても、実際に自分がどれくらい塩分を摂取しているかを正確に把握している人は多くありません。実は、現代人の多くは自覚のないまま“塩分過多”の状態にあります。

今回は、なぜ現代人が塩分を摂りすぎてしまうのか、その背景と体への影響、そして意識すべきポイントについてご紹介します。

日本人の塩分摂取量の現状
推奨量と摂取量のギャップ

厚生労働省が示す食塩摂取の目標量は、成人男性で1日7.5g未満、成人女性で6.5g未満とされています。しかし実際の平均摂取量は、この基準を大きく上回っているのが現状です。特に中高年層では、長年の食習慣により塩分摂取量が多くなりがちです。

問題は「自炊していても多い」こと

塩分過多というと外食や加工食品が原因と思われがちですが、実は家庭料理でも知らずに塩分を多く使っているケースは少なくありません。味噌、醤油、だしの素など、日本の食文化に根付いた調味料そのものが塩分を多く含んでいるためです。

塩分過多になる主な理由
加工食品・外食の増加

忙しい生活の中で、コンビニ弁当、総菜、外食に頼る機会が増えています。これらは保存性や味の安定性を高めるため、塩分が多く使われていることが一般的です。一食だけなら問題なくても、毎日続くことで塩分は蓄積されていきます。

「しっかり味」への慣れ
現代の食事は、濃い味付けが好まれる傾向にあります。塩味が強いと満足感を得やすいため、自然と塩分の多い味に慣れてしまいます。その結果、薄味では物足りなく感じ、さらに塩分を求める悪循環に陥ります。

見えない塩分の存在
パン、麺類、チーズ、ハム、ドレッシングなど、一見塩分が多そうに見えない食品にも、意外と多くの塩分が含まれています。「しょっぱくない=塩分が少ない」とは限らない点が、塩分過多を招く大きな要因です。

塩分過多が体に与える影響
高血圧と血管への負担

塩分の摂りすぎは血液中のナトリウム濃度を高め、血圧上昇の原因となります。高血圧は自覚症状が少ないまま進行し、心疾患や脳血管疾患のリスクを高めるため、特に注意が必要です。

むくみ・だるさの原因に
体内の塩分濃度が高くなると、水分を溜め込みやすくなります。その結果、顔や脚のむくみ、体の重だるさを感じやすくなります。慢性的な不調の背景に、塩分過多が隠れていることもあります。

腎臓への負担
余分な塩分を排出する役割を担う腎臓は、塩分過多の状態が続くことで大きな負担を受けます。
長期的には腎機能低下のリスクも指摘されています。

塩分過多を防ぐために
「減らす」より「選ぶ」

単に味付けを薄くするだけでなく、塩分の少ない食事を選ぶ視点が重要です。素材の味を活かした調理法や、無塩・薄味メニューを取り入れることで、自然に塩分摂取量を抑えられます。

味覚は変えられる
味覚は固定されたものではなく、食習慣によって変化します。徐々に塩分を控えることで、薄味でも美味しく感じられるようになります。これは健康的な食生活を続ける上で大きなメリットです。

塩分過多は「気づかないこと」が最大の問題

現代人の塩分過多は、特別な人だけの問題ではありません。加工食品や外食、濃い味付けに囲まれた環境の中で、誰もが陥りやすい状態です。
まずは現状を知り、少しずつ塩分を意識することから始めてみましょう。味覚をリセットするために、酵素ドリンクを使ったファスティングも有効です。ご自身に合った方法で、徐々にリセットしてみてくださいね。

ブログ一覧