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疲れが溜まる前に“先回り休息”のススメ

2025.12.12

こんにちは、AMUBELLEの原です。

現代の生活は、知らないうちに疲れが溜まりやすい環境になっています。仕事量の増加やスマートフォンによる情報過多、生活リズムの乱れなど、日々の小さな負担が積み重なりやすいためです。
それでも多くの人は、疲れを自覚してから休む「事後休息」を取りがちで、限界になってようやく立ち止まるケースも少なくありません。
一方、疲れを感じる前に意識して休む「先回り休息」は、仕事のパフォーマンス向上だけでなく、健康維持やメンタルの安定にも大きな効果があるといわれています。

今回は、年末年始と忙しくなる今に最適な、疲れが溜まる前に休むことのメリットについてご紹介します。

疲れは“突然”ではなく、
静かに蓄積する

「今日は調子が悪い」「急にやる気が出ない」——こうした感覚は突然のように感じられますが、実際のところ疲労は少しずつ蓄積しています。身体の疲労も、脳の疲労も、小さなストレスや負担が何日も積み重なることで限界値に達します。しかし、疲れの蓄積は目に見えないため、私たちはそのサインを見逃しがちです。だからこそ、意図的に短い休息を挟むことで「知らないうちの疲労」を防ぎ、パフォーマンスを安定させる必要があります。

疲れが溜まる前に休む
5つのメリット

① パフォーマンスの品質が落ちにくくなる
疲労が溜まった状態では、集中力の低下や判断力の鈍りが起きやすく、ケアレスミスを誘発します。逆に、疲れる前に休むことで脳の処理能力が維持され、作業スピードや思考の質が安定します。仕事の成果物の精度が上がるため、結果として効率も向上します。

② 長期的に見ると生産性が大幅に上がる
「忙しいから休めない」と思いがちですが、休息は生産性を上げる投資です。短い休息で心身をリセットすることで、集中力が高まる“ゴールデンタイム”をつくれます。疲れきった状態でダラダラ作業するよりも、メリハリのある働き方のほうが結果的に時間の節約につながります。

③ メンタルの安定につながる
疲労はメンタルに直結します。脳のエネルギーが不足すると、不安感やイライラが増し、物事を悪い方向に捉えやすくなります。先回りして休息を取ることで感情の波を小さく保ち、穏やかな精神状態を維持しやすくなります。ストレス耐性が上がる点も大きなメリットです。

④ 体調を崩しにくくなる
疲れが蓄積すると免疫力が低下し、風邪をひきやすくなる、肩こりや頭痛が悪化する、睡眠の質が下がるなどの影響が現れます。逆に、定期的に休む習慣があれば、身体の疲労が慢性化しにくく、健康トラブルの予防にもつながります。

⑤ “自分を大切にできている感覚”が生まれる
休息は単なる体力回復だけでなく、自分を大切に扱う行為でもあります。「疲れる前に休む」という選択は、自分自身のコンディションに目を向ける習慣につながり、自己肯定感や安心感を養うことにも役立ちます。こうした心の余裕は、日々のコミュニケーションにも良い影響をもたらします。

先回り休息を習慣化するコツ

● こまめに「小休止」を入れる
ポモドーロテクニックのように、25分作業+5分休憩などのリズムを取り入れることで、脳に負担を溜めにくい働き方ができます。座りっぱなしの仕事なら、“席を立つ”だけでも効果があります。

● スマホから距離を取る
疲労の大きな原因は情報過多です。休憩時間にスマホを見ると脳は休まりません。5分だけでも画面を見ない時間をつくることで、驚くほどリフレッシュできます。

● 睡眠の質を最優先する
どれだけ短い休憩を日中に取っても、睡眠が不足すれば疲れは蓄積します。就寝前のデジタルデトックスや寝室環境の改善は、先回り休息の基盤です。

● “疲れの初期サイン”を把握する
・集中力が途切れる
・ため息が増える
・姿勢が悪くなる
・ミスが増える

こうしたサインが出たら、早めに休息を取るタイミングです。

休むことは弱さではなく、
成果を出すための戦略

「休むこと=怠けること」という価値観は過去のものです。むしろ、休息を戦略的に取り入れる人のほうが、高いパフォーマンスを長く維持できます。また、先回り休息は自分の心身を尊重する行動でもあり、健康的で長く働ける身体づくりや、豊かな人生につながる基盤です。

毎日の中で少し、自分のコンディションに耳を傾けて、「疲れる前に休む」という習慣を積み重ねてみてくださいね。

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