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気象病や天気痛はなぜ起こる?

こんにちは、AMUBELLEの原です!

雨が降る前になると頭が痛くなったり、なんとなく体がだるく感じたりすることはありませんか?それは「気圧の変化」による体調不良かもしれません。近年、「気象病」や「天気痛」と呼ばれる言葉が注目され、気圧の変化が私たちの心身に与える影響についての理解が進んできました。

今回は、気圧によって体調が変化する理由、なぜ特定の人に起こりやすいのか、そして不調をやわらげるための対策について詳しくご紹介します。

なぜ気圧の変化で体調が悪くなるの?

気圧とは、空気が地表にかけている力のこと。
天気の変化に伴って、この気圧は常に変動しています。特に低気圧が近づいてくると気圧が下がり、その影響が体に現れることがあります。

主な原因は、自律神経のバランスの乱れです。

私たちの体は、交感神経と副交感神経という2つの自律神経がバランスよく働くことで、心身の調子を整えています。ところが、気圧が急激に下がると、耳の奥にある「内耳」がその変化を敏感にキャッチし、脳に「何か異変が起きている」と信号を送ります。

この刺激により交感神経が優位になり、血管の収縮やホルモン分泌の変化が起こり、頭痛・めまい・肩こり・関節痛・気分の落ち込みといった症状が出やすくなるのです。

気圧の影響を受けやすい人の特徴

気圧の変化で不調が起こりやすいのには、いくつかの共通する傾向があります。

1. 自律神経が乱れやすい人
ストレスが多い生活を送っていたり、睡眠不足が続いていたりすると、自律神経のバランスが崩れやすくなります。もともと敏感体質の方や、環境変化に弱い人も影響を受けやすい傾向にあります。

2. 乗り物酔いしやすい人
内耳が敏感なタイプの人は、車酔いや船酔いをしやすく、気圧の変化にも過敏に反応することがあります。これは平衡感覚のセンサーである内耳が、気圧の変化を察知しやすいためです。

3. 女性(特に30~50代)
ホルモンバランスの変化と気圧の影響が相まって、女性のほうが天気による不調を感じやすい傾向があります。月経周期や更年期の影響も重なるため、特に中年期の女性は注意が必要です。

気圧による体調不良の代表的な症状

天気の変化や低気圧が接近するとき、以下のような症状が起こることがあります。

✖️ 頭痛・片頭痛
✖️ 肩こり・首こり
✖️ めまい・耳鳴り
✖️ 関節痛・古傷の痛み
✖️ 気分の落ち込み・不安感
✖️ 倦怠感・眠気

いつも同じタイミングで体調が崩れると感じている方は、気圧の影響を受けている可能性が高いです。

気圧不調を和らげるための対策

気圧は自分の力で変えることはできませんが、体の受け取り方や反応をやわらげる工夫はできます。以下のようなセルフケアを取り入れてみましょう。

1. 規則正しい生活リズムを整える
自律神経を安定させる基本は「規則正しい生活」。特に睡眠をしっかりとり、朝は太陽の光を浴びて体内時計をリセットしましょう。

2. 耳のマッサージを取り入れる
内耳の血流を促すことで、気圧の変化に対する感受性を軽減することができます。耳を軽く引っ張ったり、くるくる回したりする「耳ストレッチ」は、気象病対策としても注目されています。

3. 温めて血行をよくする
気圧が下がると血管が収縮し、血流が滞りがちになります。入浴や蒸しタオルなどで首・肩・耳まわりを温めることで、血行が促進されて不調の緩和につながります。

4. 水分とミネラルを意識して摂る
体内の水分や電解質のバランスも、自律神経に関わっています。脱水やミネラル不足が起きないよう、こまめな水分補給とバランスの良い食事を心がけましょう。

5. アプリで気圧の変化を事前に知る
最近では、気圧の変化を予測し通知してくれるアプリも登場しています。「頭痛ーる」などのアプリを活用すれば、「今日は無理せず過ごそう」といった心構えができるため、不調を未然に防ぎやすくなります。

無理せず整える習慣

気圧の変化は避けられない自然現象ですが、体の反応を理解し、日頃から整えておくことで、症状の重さや頻度を軽減することができます。
「なんとなく不調」の原因がわかるだけでも、心はぐっと軽くなるもの。無理をせず、自分の体の声に耳を傾けながら、ゆるやかに付き合っていきましょう。

AMUBELLEのサロンでは、フェイシャルエステを行なっております。季節の変わり目のお手入れや、日々がんばっているご自身へのご褒美に、ぜひお気軽にご利用ください。お客様一人ひとりのお悩みに寄り添いながら、心までほぐれるような、リラックスしたひとときをお届けいたします。

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