ピーリングで肌バリアが低下?!正しい頻度と使い方とは?
こんにちは、AMUBELLEの原です。
「肌をツルツルにしたい」「くすみを取って明るくしたい」——そんな願いからピーリングを取り入れている方も多いのではないでしょうか?
しかし、使い方や頻度を間違えると、かえって肌トラブルやバリア機能の低下を招いてしまうことがあります。
今回は、ピーリングの正しい知識と、肌にやさしく取り入れるための頻度・注意点を詳しく解説します。
ピーリングって何?
ピーリングとは、肌表面の古い角質を取り除くスキンケア方法のこと。通常、肌は28日前後のサイクルで自然と生まれ変わりますが、年齢や生活習慣の乱れ、乾燥などによりこのターンオーバーが滞ると、古い角質が肌に溜まっていきます。
古い角質が残ったままだと、
- ごわつきやザラつき
- 化粧ノリの悪さ
- くすみ
- 毛穴詰まり
などの原因に。ピーリングはこれらをリセットし、肌の代謝をスムーズに整える役割を果たします。
でもやりすぎは肌バリアの低下に!
ピーリングには、次のようなリスクもあります。
▶ 肌のバリア機能とは?
肌の一番外側「角質層」は、外部刺激から肌を守る“天然のバリア”です。ピーリングでこの角質層を過剰に削ってしまうと、肌が無防備な状態に。これが「バリア機能の低下」です。
▶ バリアが壊れると…
- 乾燥しやすくなる
- 赤みやかゆみが出る
- ちょっとの刺激でヒリヒリする
- 肌荒れが慢性化する
一時的に肌がツルツルになったように感じても、その後のトラブルが続くようなら要注意です。
ピーリングの種類と特徴
◎ AHA・BHAなどの酸タイプ(拭き取り・美容液)
▶ 週1回程度が目安。敏感肌は2週に1回からスタート
- グリコール酸、乳酸、サリチル酸など
- 肌表面の角質を化学的に分解・除去
- 効果が高く即効性あり
◎ スクラブタイプ(物理的摩擦)
▶ 週1回以下が目安。肌を絶対にこすらないこと!
- 微細な粒子でこすって角質を落とす
- 肌を強くこすりすぎると刺激になりやすい
◎ ジェル・ゴマージュタイプ(ポロポロ落ちる)
▶ 肌にやさしい処方なら週1〜2回OK
- 肌に塗って優しくマッサージ
- 角質と結びついて“消しゴムかす”のようにポロポロ取れる
肌質別・ピーリングのおすすめ頻度
肌質 | 頻度の目安 | 備考 |
---|---|---|
普通肌 | 週1〜2回 | 肌の様子を見ながら調整 |
乾燥肌 | 2週間に1回 | 低刺激・保湿重視のタイプを選ぶ |
敏感肌 | 月1回程度 or 使用NG | パッチテスト推奨、肌荒れ時は中止 |
脂性肌・毛穴悩み | 週1〜2回 | 酸タイプでもOK。保湿は必ずセット |
ニキビ肌 | 医師に相談がベスト | 炎症中は避けるのが基本 |
ピーリング後の正しいスキンケア
ピーリング後の肌は、吸収力が高くなる一方で刺激にも敏感になっています。
① すぐに化粧水でしっかり水分補給
▶ 低刺激・アルコールフリーのものがベスト
② 美容液や乳液でうるおいを閉じ込める
▶ ビタミンCやナイアシンアミドは相性◎
▶ レチノールや刺激の強い成分はNG
③ 紫外線対策を徹底する
▶ バリアが弱っている肌に紫外線は大敵!
▶ 室内でもSPF30以上を目安に
ピーリング効果を高めるコツ
- 使用前後3日は肌状態をよく観察する
- 肌荒れ時、体調不良時、日焼け直後は中止
- 同じ日には他の角質ケアやスクラブを併用しない
- “毎日使える”商品でも、毎日使わない方が安全
ピーリングは「適度」に
肌に透明感を与えるピーリングは、美容ケアにおいて非常に有効な手段ですが、頻度や方法を間違えると逆効果になります。大切なのは、肌の声をよく聞きながら、適切なタイミングで取り入れること。
“やりすぎず、やらなさすぎず”——
自分の肌に合ったリズムでピーリングを活用し、トラブルのない、なめらかで美しい肌を保ちましょう。
お気軽にご相談ください
AMUBELLEのサロンでは、お肌の無料カウンセリングとフェイシャルエステを行なっております。
無料カウンセリングでは、肌の状態を丁寧にチェックし、お一人おひとりに合わせたスキンケア方法や化粧品をご提案いたします。肌悩みに応じて、オンラインショップでは取り扱っていないサロン専売品もご紹介可能です。
季節の変わり目のお手入れや、日々がんばっているご自身へのご褒美に、ぜひお気軽にフェイシャルエステをご利用ください。お客様一人ひとりのお悩みに寄り添いながら、心までほぐれるような、リラックスしたひとときをお届けいたします。
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