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コーヒーでエイジングケアできるって本当?

毎日の生活に欠かせないコーヒー。
朝の目覚めに、仕事の合間のリフレッシュに、友人とのひとときに――さまざまなシーンで私たちを癒してくれます。でも、「体に良い」とも「飲みすぎはNG」とも言われ、どちらが正しいの?と迷うことも多いのではないでしょうか?

今回は、コーヒーが持つ健康効果と、飲む際に気をつけたいポイントについてご紹介します。

コーヒーの主な効果

1. 覚醒作用で集中力アップ
コーヒーに含まれるカフェインには、中枢神経を刺激する作用があり、眠気を覚まし、集中力を高める働きがあります。特に朝の仕事前や昼食後など、頭がぼんやりしがちなタイミングでの1杯は、パフォーマンスを向上させるのに効果的です。

2. 抗酸化作用で老化予防
コーヒー豆には、クロロゲン酸などのポリフェノールが豊富に含まれています。これらは強い抗酸化作用を持ち、体内の活性酸素を抑えることで、老化の原因や生活習慣病の予防に役立ちます。
実際、コーヒーの抗酸化力は果物や野菜に匹敵すると言われています。

3. 糖尿病リスクの軽減
複数の疫学研究により、1日3~4杯程度のコーヒーを飲む人は、2型糖尿病の発症リスクが低下するという結果が報告されています。これは、カフェイン以外の成分(例えばクロロゲン酸やマグネシウム)が、インスリン感受性を改善する働きによるものと考えられています。

4. 肝機能の改善
コーヒーは肝臓の健康にも良い影響を与えるとされています。慢性肝炎や脂肪肝、さらには肝硬変や肝臓がんのリスク低下にも関連があるという研究が発表されています。これはコーヒーの抗炎症作用や肝臓の線維化を抑制する効果による可能性があります。

コーヒーを飲む際の注意点

一方で、コーヒーを健康的に楽しむためには、いくつかの注意点も知っておく必要があります。

1. 飲みすぎに注意
カフェインの摂りすぎは、不眠や動悸、胃の不快感、焦燥感などを引き起こすことがあります。
健康な成人が1日に摂取して良いカフェイン量の目安は、およそ400mgで、ドリップコーヒー約3~4杯分に相当します。特に、午後遅い時間以降のコーヒーは、睡眠に悪影響を与える可能性があるため注意が必要です。

2. 胃が弱い方は空腹時を避けて
カフェインには胃酸の分泌を促進する作用があるため、胃が弱い方や胃炎のある方が空腹時に飲むと、胃に負担をかけることがあります。できれば食後や間食のタイミングで楽しむと安心です。

3. 妊娠中・授乳中の方は摂取量を管理
妊娠中や授乳中のカフェイン摂取については、世界保健機関(WHO)や各国の保健機関も注意喚起しています。一般的には1日200mg以下に抑えることが推奨されており、コーヒーなら1~2杯程度が目安で、他はデカフェにするなどの工夫がおすすめです。

4. 添加物や甘味料に注意
ブラックコーヒーは低カロリーですが、砂糖やクリームをたっぷり入れて飲む習慣がある方は要注意です。糖分や脂肪分の摂取過多につながり、せっかくの健康効果が台無しになることもあるので、甘味は控えめに、または無糖タイプを選ぶと◎です。

健康的にコーヒーを楽しむためのポイント

日々のコーヒー習慣をより良いものにするために、以下の点を意識してみてください。

◆ 適量を守る(1日3杯までが理想)
◆ ブラックまたは低糖・低脂肪で飲む
◆ 食後など胃にやさしいタイミングで飲む
◆ 寝る前は避け、午後3時以降は控える
◆ 水分補給も忘れずに

また、夜のリラックスタイムや妊娠中のコーヒー習慣に、デカフェ(カフェインレスコーヒー)を上手に活用するのもおすすめです。

コーヒーを味方に ♪

コーヒーは、ただの嗜好品ではなく、健康にうれしいさまざまな効果をもたらしてくれる飲み物です。とはいえ、どんなに体に良いと言われるものでも、「適量」と「自分の体質に合った飲み方」を意識することが大切です。

ぜひ、上手に取り入れてみてくださいね♪

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