日傘を使ってるから大丈夫!でもない話。
こんにちは!
AMUBELLEの原です。
日差しが強くなる季節、紫外線対策としてまず思い浮かぶのが「日傘」。もちろん日傘は有効な紫外線対策のひとつですが、実は“完璧”ではありません。紫外線には「反射」や「散乱」といった性質があり、上からの日差しを遮るだけでは防ぎきれない光が存在します。
今回は、日傘だけでは不十分な理由と、見落としがちなUVケアについて詳しくご紹介します。
紫外線は「上」からだけではない
紫外線(UV)は、太陽光に含まれるエネルギーの一種で、肌の老化やシミ・そばかすの原因となります。よく知られているのは、真上から降り注ぐ直射日光に含まれる紫外線ですが、実はそれだけではありません。
- 直射光(太陽から直接届く光)
- 散乱光(大気中のチリや水分に反射してあらゆる方向に拡散する光)
- 反射光(地面や壁、水面などに反射して届く光)
たとえばアスファルトは紫外線の約10%、砂浜では最大で約25%、水面では約10〜20%の紫外線を反射すると言われています。つまり、日傘で直射日光を遮っていても、地面や壁からの反射光が顔や首元、腕などにしっかり当たっているのです。
「曇りの日」や「室内」でも油断できない理由
「今日は曇っているから日傘もいらないし、UVケアはお休み」と思っていませんか?
実は曇りの日でも紫外線の60〜80%は地上に届いています。また、屋内でも窓ガラスを通してUVA(肌の奥に届く長波長の紫外線)は入り込んでくるため、日常生活の中でも肌は常に紫外線にさらされています。
特に肌の奥まで届くUVAは、シワやたるみなどの「光老化」を引き起こす大きな原因。
長期的なダメージにつながるため、油断は禁物です。
見落としがちなUVケアのポイント
①首・耳・うなじなどの「塗り忘れゾーン」
日焼け止めを塗るとき、顔や腕はしっかり塗っていても、首の後ろや耳の裏、うなじなどは忘れがち。これらの部分は無防備な状態で紫外線を浴びやすく、色ムラのある日焼けや肌トラブルの原因になります。
→ 日焼け止めは髪をまとめる前に、顔だけでなく首や耳まで丁寧に塗り広げましょう。
②手の甲や足元も要注意
「手の甲」は紫外線にさらされやすいのに、見落とされやすい部分です。買い物袋を持つ手や、自転車やベビーカーを押すときなど、日傘では守りきれません。また、足元(特にサンダルを履いている日)は、反射光によって焼けやすくなります。
→ ハンドクリームタイプの日焼け止めやスプレータイプで、こまめなケアを。
③日焼け止めの塗り直し、していますか?
汗や皮脂、タオルで拭く動作で日焼け止めはすぐに落ちてしまいます。にもかかわらず、朝塗っただけで安心してしまっている人も多いはず。
特に夏場は、2〜3時間おきの塗り直しが必要です。
→ メイクの上からでも使えるUVパウダーやスプレーを活用しましょう。
日傘+αのUV対策が正解
紫外線から肌を守るためには、日傘だけに頼らず、いくつかの対策を組み合わせることが重要です。
◎おすすめUV対策
✔︎ 毎朝の日焼け止め(顔・首・体)
✔︎ UVカットの衣類や帽子、サングラスの活用
✔︎ 日傘の併用(特に遮光率が高く、内側が黒いタイプが◎)
これらを組み合わせることで、直射光・反射光・散乱光のすべてに対応できるバリアをつくることができます。
おすすめの “見直し習慣”
- 出かける前に塗り残しがないかチェック
- 曇りの日や室内でもUVカットは日課として継続
- バッグの中に携帯用日焼け止めを常備
「たまに外に出るくらいだから」と思っている方でも、積み重ねたダメージが数年後に“見た目の差”となって現れます。
紫外線対策は
未来の肌への投資
紫外線は一年中降り注いでいます。そしてその影響は、今だけでなく将来の肌に確実に現れます。
たったひとつの「塗り忘れ」や「油断」が、シミやたるみ、くすみの原因となってしまうことも。
「日傘を使ってるから大丈夫」と思っていた方こそ、いま一度自分のUVケアを見直してみてください。日傘は大切な“盾”ですが、それだけでは守りきれない“光の裏側”があることを、ぜひ忘れないでくださいね。
お気軽にご相談ください
AMUBELLEのサロンでは、お肌の無料カウンセリングとフェイシャルエステを行なっております。
無料カウンセリングでは、肌の状態を丁寧にチェックし、お一人おひとりに合わせたスキンケア方法や化粧品をご提案いたします。肌悩みに応じて、オンラインショップでは取り扱っていないサロン専売品もご紹介可能です。
季節の変わり目のお手入れや、日々がんばっているご自身へのご褒美に、ぜひお気軽にフェイシャルエステをご利用ください。お客様一人ひとりのお悩みに寄り添いながら、心までほぐれるような、リラックスしたひとときをお届けいたします。
ご相談・ご予約はLINEから
お気軽にお問い合わせください♪