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心地よさがカギ!背中をほぐして、自律神経を整えるセルフケア

2025.5.12

「最近なんとなく疲れが取れない」
「眠りが浅くてスッキリしない」
「イライラしやすくなった」――。


そんな心と体の不調を感じたとき、あなたはどのように対処していますか?

それらの不調の背景には、自律神経の乱れが隠れていることがあります。自律神経とは、私たちが意識しなくても身体の機能を調整してくれている大切な神経で、ストレスや生活習慣の乱れによってバランスを崩しやすいという特徴があります。

そこで注目したいのが、「背中をほぐすケア」。実は、背中は自律神経の通り道ともいえる重要なエリアなので、こわばった背中を優しくほぐしてあげることで、心身に心地よさを取り戻し、自律神経を整えることができます。

今回は、背中ケアが自律神経に与える影響や、心地よさが健康に与える力、そして自宅でできるセルフケア方法について、わかりやすくご紹介します。

自律神経と背中の関係って?

自律神経は、私たちの体温調節や呼吸、消化、睡眠、血圧などをコントロールしている神経で、交感神経と副交感神経という2つの働きがバランスをとりながら動いています。交感神経は活動モード、副交感神経はリラックスモードといった具合です。

この自律神経は、脳から背骨に沿って下に向かって走っており、特に背骨の両側にある「交感神経幹」という神経の通り道を通っています。そのため、背中の筋肉が硬くなったり、血行が悪くなると、神経に影響が及びやすく、自律神経のバランスも乱れがちになってしまいます。

背中をほぐすとこんな変化が

◆血流改善
筋肉のこわばりが取れることで血流がスムーズに。冷えや肩こりの緩和にもつながります。

◆深い呼吸がしやすくなる
背中が柔らかくなると、肋骨の動きもスムーズに。呼吸が深くなり、自律神経の安定に効果的です。

◆睡眠の質がアップ
リラックスしやすくなり、寝つきがよくなることも。

◆姿勢の改善
背中が柔軟になると姿勢が整い、体全体の疲れにくさにもつながります。

自宅で簡単!セルフケア3選

① テニスボールでのセルフマッサージ
テニスボールを床に置き、背中を当てて仰向けに寝ます。肩甲骨の内側や背骨の両脇など、コリを感じるところにゆっくり体重をかけていきましょう。痛気持ちいい程度の圧で10~20秒ほどキープ!数ヶ所に分けて行ってください。

▶ポイント
深呼吸をしながら行うと、副交感神経がより働きやすくなります。

② タオルストレッチ
バスタオルを丸めて筒状にします。背骨に沿って縦に置き、その上に仰向けに寝ます(両手を広げて「大の字」になるのが理想)。1日5~10分ほど、呼吸を意識しながらリラックス。

▶ポイント
猫背がちな姿勢も伸ばされ、胸が開く感覚が得られます。

③ 背中ほぐしヨガ(キャット&カウ)
四つん這いの姿勢からスタート。
息を吸いながら背中を反らせて(カウ)、顔を上に。息を吐きながら背中を丸めて(キャット)、おへそを覗き込むように。ゆっくり5~10回繰り返します。

▶ポイント
背骨に意識を向けながら行うと、呼吸と動きがリンクしやすくなります。

続けることで「整う」感覚に

背中のケアは一度で劇的な変化があるものではないかもしれませんが、毎日の積み重ねが大きな違いを生みます。とくに「心地よい」と感じることを大切にしたケアは、続けやすく、体も素直に反応してくれるはずです。

「今日は少し疲れてるな」と感じたら、5分だけでも背中に意識を向ける時間をとってみてください。セルフケアは、自分自身の状態に気づき、整えるための大切なコミュニケーションでもあります。

心地よさが心と体に与える力

「気持ちいい」「なんだかホッとする」――
そんな感覚は、一見ふわっとしていて頼りないように思われがちですが、実はとても大切なサインです。

心地よさを感じると、副交感神経が優位に働き、身体はリラックスモードへと切り替わります。
呼吸は深くなり、心拍数も安定し、血流が良くなることで、消化や睡眠の質も向上。ストレスホルモン(コルチゾール)の分泌も抑えられ、心も穏やかに整います。

忙しい毎日のなかで、私たちはつい「がんばること」に意識が向いてしまいがち。でも、本当に大切なのは、心と体がほっと緩む「心地よさ」を感じる時間です。

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