寒いと感じた時に温めるべき場所とは?
こんにちは、AMUBELLEの原です。
寒さが厳しくなる季節、外出先でも家の中でも「急に冷えてきた」「体の芯まで冷えてつらい」と感じることはありませんか?
体が冷えると、単に不快なだけではなく、免疫力の低下や血行不良、肩こり、疲れやすさなどに直結するため、早めの“温めケア”がとても重要です。
今回は、寒いと感じたときに効果的に温めるべき体の部位を中心に、温めるメリットや日常でできる冷え対策をまとめてご紹介します。
寒さを感じるメカニズムとは?
人が寒さを感じるのは、体温が低下し、特に手足の末端まで十分な血液が行き届かなくなるためです。寒いと血管は収縮し、体の中心部を守ろうとするため、指先や足先が冷たくなり、全身のバランスも崩れてきます。
✔︎血行不良
✔︎自律神経の乱れ
✔︎免疫力の低下
✔︎筋肉の緊張
こうした状態を放置すると、風邪をひきやすくなったり、疲れがとれにくくなることもあります。そのため、寒さを感じたら“体の中でも特に温めるべきポイント”を意識すると、効率的に全身が温まりやすくなります。
寒いと感じたとき温めるべき5つの部位
1. 首(首の後ろ)
首には太い血管が通っているため、ここが冷えると全身の温度が一気に下がります。
✔︎マフラーやストール
✔︎ネックウォーマー
✔︎ドライヤーの温風を軽く当てる
などで温めると、短時間で全身がポカポカしやすくなります。特に寝起きや外出時は首を冷気から守ることが大切です。
2. お腹(おへそ周り)
お腹は内臓が集中している場所。ここが冷えると消化機能や免疫力が低下し、全身の不調を引き起こすことがあります。
✔︎腹巻き
✔︎レギンス
✔︎カイロを貼る(※低温やけど注意)
特に女性はお腹の冷えがホルモンバランスにも影響するため、日常的に温めたい部位です。
3. 仙骨(腰の後ろ・おしりの少し上)
仙骨は「身体の中心のスイッチ」と言われるほど、温めると全身がほぐれやすい部分です。
✔︎貼るカイロ
✔︎腰あてクッション
✔︎温熱パッド
腰回りが冷えると姿勢の悪化や血行不良にもつながり、冷えが慢性化します。デスクワークの人は特に意識すると効果的です。
4. 足首(くるぶし周辺)
足首は脂肪が少なく冷えやすい場所。
ここが冷えると足先の血も冷えてしまい、全身の血行が悪くなります。
✔︎厚手の靴下
✔︎レッグウォーマー
✔︎足湯
足首を温めると、体の下半分の巡りが良くなるため、冷え性改善に直結します。
5. 背中(肩甲骨周り)
背中、とくに肩甲骨周辺を温めると副交感神経が優位になり、体がリラックスして血行が改善します。
✔︎ホットタオル
✔︎蒸気温熱シート
✔︎お風呂で温める
背中の温めは“体の芯”からほぐす効果が高く、冷えにくい体をつくる上で欠かせないポイントです。
温めるときに知っておきたいポイント
1. 急激な加熱より「じんわり温める」が正解
キンキンに冷えた体を一気に熱で温めると、逆に血管が急收縮して負担になります。おすすめは「40℃前後」の温度でゆっくり温めること。
2. 体の“太い血管がある部分”を優先
首・脇・太ももの付け根など、太い血管が通る箇所を温めると、全身の温度が効率よく上昇します。
3. 湿熱(蒸気)を使うと深くまで温まる
蒸しタオルやスチーム系温熱シートは、乾いた熱より深部まで伝わりやすい特徴があります。特に肩・腰・背中に最適です。
日常生活でできる冷え対策
1. 朝の白湯で内側から温める
起き抜けの体は冷えやすい状態。白湯は内臓をやさしく温め、代謝を上げるのに最適です。
2. 体を温める食材を積極的にとる
生姜、ねぎ、根菜類、味噌汁、スパイスなどは冷え対策に効果的。寒い季節ほど毎日の食事が体温を左右します。
3. お風呂は湯船につかる
シャワーのみでは体の表面しか温まりません。
ぬるめのお湯(38〜40℃)に10〜15分浸かると、深部まで温まります。
4. 体を締め付けない服装にする
きつめの下着や服は血行を妨げ、冷えの原因になります。冬は特に「ゆったりめ」を選ぶことがポイント。
5. 軽いストレッチで巡りを改善
運動不足は冷えを加速させます。
肩回し、スクワット、つま先立ちなど、ほんの数分でも血流が改善します。
放置すると慢性的な不調に
寒さを感じた時、ただ寒いだけ…と思いがちですが、慢性化すると以下のような不調につながります。
✖️免疫力低下
✖️風邪をひきやすい
✖️むくみ
✖️肩こり・腰痛
✖️自律神経の乱れ
✖️不眠
早めに温める習慣を身につけることで、冷えが深刻化するのを防ぎ、日々の体調も安定します。
寒さを感じたら“部分温め”
寒いと感じたときは、
首・お腹・仙骨・足首・背中
これらの部位を意識して温めることで、効率よく全身が温まります。
✔︎太い血管のある場所を温める
✔︎じんわり温める
✔︎湿熱を活用する
✔︎食事・運動・入浴もセットで見直す
これらを習慣に、冷えにくい身体を目指しましょう♪