その肌荒れ、グルテンが原因かも？

こんにちは！
AMUBELLEの原です。

なぜか最近、肌の調子が悪い…
スキンケアを変えても、ニキビや赤みが続く…

そんなとき、スキンケアだけでなく、食生活に原因があるかもしれません。

なかでも注目されているのが、「グルテン」の影響。小麦に含まれるこのタンパク質は、パンやパスタ、ケーキなどの身近な食品に多く含まれていますが、体質によっては肌トラブルを引き起こす原因になることがあります。

今回は、グルテンとは何か、肌との関係、そして無理なくグルテンと付き合っていく方法について詳しくご紹介します。

そもそも「グルテン」って何？

グルテンは、小麦・大麦・ライ麦などに含まれるタンパク質の一種。
小麦粉に水を加えてこねることで形成され、パンのふわふわ感やモチモチの食感の元になっている成分です。

食品で言えば、以下のようなものに含まれています。

• パン・うどん・ラーメン・パスタ
• ケーキ・クッキー・ドーナツ
• 醤油・カレーのルー

一見、肌と関係なさそうに思えるグルテンですが、腸内環境に作用することにより、肌にも影響を及ぼすことがあるのです。

肌と腸はつながっている

「腸は第二の脳」とも言われるように、腸内環境は全身の健康に関わる重要な器官です。
腸内で消化・吸収がうまくいかないと、栄養がきちんと体内に届かず、免疫力やホルモンバランスにも悪影響が出て、肌荒れやニキビ、乾燥、アレルギー反応といったトラブルを引き起こすことがあります。

グルテンは、一部の人にとっては腸内で消化しにくく、腸に炎症を起こすことがあります。
この状態が続くと「リーキーガット症候群（腸もれ）」と呼ばれる状態になり、異物や毒素が血液中に流れ込んでしまい、肌に悪影響を与える可能性があるのです。

こんな症状がある人は注意！

全員がグルテンに反応するわけではありませんが、以下のような症状が慢性的にある方は、一度グルテンの摂取を見直してみても良いかもしれません。

• 繰り返すニキビや吹き出物
• 原因不明の赤み、かゆみ、炎症
• 肌がごわついている、乾燥している
• お腹の張り、ガスが溜まりやすい
• 眠気やだるさ、集中力の低下
• PMSの悪化、気分の浮き沈み

これらの症状がいくつか当てはまる場合は、「グルテン感受性」の可能性も。

セリアック病・グルテン過敏症とは？

グルテンに対して明確なアレルギー反応を起こす「セリアック病」は、遺伝的な要因を持つ自己免疫疾患です。欧米では比較的多いとされていますが、日本では発症率が低く、診断されにくいのが現状です。

一方で、アレルギーでも病気でもないものの、グルテンを摂ることで体に不調を感じる人も増えており、これを「グルテン過敏症（ノンセリアックグルテン過敏症）」と呼びます。この場合、血液検査などで明確に数値として出ないため、自分の体の声に耳を傾けて見極めることが大切になります。

肌のためにグルテンを減らすべき？

グルテンが絶対に悪いというわけではありません。むしろ、小麦製品には食物繊維やビタミンB群も含まれており、体に良い面もたくさんあります。

ですが、以下のような傾向がある方は、一度“グルテン控えめ生活”を試してみる価値はあります。

• 肌荒れが長引いている
• スキンケアを見直しても改善しない
• 外食・小麦製品中心の食生活
• 食後に強い眠気や腹部の違和感を感じる

上手な付き合い方
グルテンフリーにしなくても大丈夫

完全にグルテンを排除する「グルテンフリー生活」は、欧米ではよく見られますが、日本ではハードルが高く、ストレスを感じやすいのも事実です。

そこでおすすめしたいのが、「グルテンと上手に付き合う」というスタンス。

▶置き換えで無理なく

• パン → お米や玄米、米粉パン
• パスタ→ グルテンフリーパスタ
• 小麦粉→ 米粉・片栗粉・そば粉など

最近はスーパーでも「グルテンフリー」と表示された商品が増えてきているので、取り入れやすくなっています。

▶週末だけ“プチ断ち”でもOK
平日は仕事や付き合いで難しいという方も、週末だけ小麦を控えてみるだけでも、肌や体調に変化を感じることがあります。

▶食事以外にも注目
小麦が含まれているのは食べ物だけではありません。化粧品やシャンプーなどにも「加水分解コムギタンパク」などが配合されていることがあります。敏感肌の方は、こういった製品にも目を向けてみましょう。

1週間試してみよう！
グルテン控えめ生活

まずは1週間、以下のことを試してみてください。

• 朝食のパンをおにぎりにする
• 麺類の代わりにフォーやビーフンを使ってみる
• 加工食品やお菓子をなるべく控える

変化は人それぞれですが、肌が柔らかくなったり、赤みが引いたり、便通が良くなったりすることがあります。

グルテンを悪者にせず、
味方につける意識を

グルテンが必ずしも悪者というわけではありません。体質によっては、まったく問題なく取り入れられる人もいます。ですが、「もしかして自分には合っていないかも？」と感じたら、少しだけ控えてみたり、置き換えたりすることで、肌や体の声を聞くヒントになるかもしれません。

無理なく、そして心地よく続けられる“食の選択”こそが、美肌や健康への近道になります。
肌荒れに悩む方は、ぜひ一度、「グルテンとの距離感」を見直してみてくださいね。

お気軽にご相談ください

AMUBELLEのサロンでは、お肌の無料カウンセリングとフェイシャルエステを行なっております。
無料カウンセリングでは、肌の状態を丁寧にチェックし、お一人おひとりに合わせたスキンケア方法や化粧品をご提案いたします。肌悩みに応じて、オンラインショップでは取り扱っていないサロン専売品もご紹介可能です。

季節の変わり目のお手入れや、日々がんばっているご自身へのご褒美に、ぜひお気軽にフェイシャルエステをご利用ください。お客様一人ひとりのお悩みに寄り添いながら、心までほぐれるような、リラックスしたひとときをお届けいたします。

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