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夕方のぺたんこ髪は“皮脂”だけが原因ではない?

2026.5.26

夕方になると髪が潰れる…男性に多い“ぺたんこ髪”の悩み

朝しっかりセットしたはずなのに、夕方になるとトップが潰れてしまう。前髪が束っぽくなったり、髪が重たく見えたりして、鏡を見るたびに気になる。そんな“夕方のぺたんこ髪”に悩んでいる男性は少なくありません。

特に男性は女性に比べて皮脂分泌量が多く、時間の経過とともに頭皮がベタつきやすい傾向があります。そのため、「髪が潰れる=皮脂が多いから」と考えられがちです。

もちろん皮脂は関係しています。ですが実際には、それだけが原因とは限りません。最近では、頭皮の乾燥や洗いすぎによるバリア機能の乱れが、ベタつきやボリュームダウンにつながっているケースも増えています。つまり、“脂っぽい頭皮”に見えていても、実は内側では乾燥している可能性があるということです。夕方までふんわり感をキープしたいなら、単純に皮脂を落とすだけではなく、頭皮環境そのものを整える視点が大切になります。

ベタついているのに乾燥?
男性の頭皮で起きていること

「乾燥しているならカサカサするはず」と思う方も多いかもしれません。ですが頭皮は、乾燥すると自らを守ろうとして皮脂を多く分泌することがあります。

本来、皮脂には頭皮を守る役割があります。
ところが洗浄力の強いシャンプーや頻繁な洗髪によって必要な油分まで失われると、頭皮は“うるおい不足”の状態になります。すると頭皮は、「もっと皮脂を出して守らなければ」と反応し、過剰に皮脂を分泌することがあります。

その結果、

・朝はサラサラでも夕方にはベタつく
・トップが潰れてボリュームがなくなる
・前髪が束になりやすい
・頭皮のニオイが気になる

といった状態につながっていきます。
つまり、ベタついているからといって、必ずしも“脂性肌”とは限りません。むしろ、「乾燥→皮脂過剰」という悪循環に入っているケースも少なくありません。

洗いすぎが逆効果になることもある

夕方のベタつきが気になると、多くの男性は“もっとしっかり洗おう”と考えます。爽快感の強いシャンプーを使ったり、1日に2回洗ったり、ゴシゴシ強く洗ったり。確かに洗った直後はスッキリします。しかし、その“落としすぎ”が頭皮バランスを崩していることがあります。

特に注意したいのが、洗浄力の強すぎるシャンプーです。必要な皮脂まで毎日奪ってしまうと、頭皮は防御反応としてさらに皮脂を分泌しやすくなります。

すると、

「ベタつくから洗う」

「洗いすぎて乾燥する」

「皮脂がさらに増える」

「もっとベタつく」

というループに入りやすくなります。
また、熱すぎるお湯も頭皮には刺激になります。40℃以上のお湯は必要なうるおいまで流してしまうことがあるため、38℃前後のぬるま湯を意識するだけでも変わってきます。頭皮ケアでは、“しっかり洗う”ことより、“必要なものを残しながら洗う”ことが重要です。

頭皮環境が整うと
髪の立ち上がりも変わる

髪のボリュームは、髪質だけで決まるわけではありません。実は、根元を支える頭皮環境が大きく関係しています。

頭皮がベタついていると、毛穴周辺に皮脂が溜まり、髪が根元から寝やすくなります。また、乾燥によって頭皮が硬くなると、血行が滞りやすくなり、健康的な髪の土台が乱れやすくなります。

反対に、頭皮環境が整っている状態では、

・根元がふんわり立ち上がりやすい
・髪が軽く見える
・スタイリングが崩れにくい
・清潔感が出やすい

といった変化を感じやすくなります。男性の場合、“髪型そのもの”よりも、“清潔感”が印象を左右することが少なくありません。

特にビジネスシーンでは、

「トップが潰れていないか」
「前髪がベタついて見えないか」
「頭皮のニオイは大丈夫か」

といった細かな部分が、見た目の印象につながります。だからこそ、スタイリング剤で一時的にボリュームを出すだけでなく、土台である頭皮環境を整えることが大切です。

落としすぎない頭皮ケア習慣

以前は、「男性は皮脂をしっかり落とすべき」という考え方が主流でした。ですが最近は、“落としすぎないケア”が重視されるようになっています。

頭皮に必要なうるおいを残しながら、余分な汚れだけをやさしく洗う。このバランスが整うことで、皮脂分泌も安定しやすくなり、夕方のベタつきやぺたんこ感も変わりやすくなります。

シャンプー選びでは、

・洗浄力が強すぎないか
・頭皮に刺激が少ないか
・洗い上がりがつっぱらないか
・乾燥しすぎないか

といった視点を持つことが大切です。

また、洗い方も重要です。
爪を立てて洗うのではなく、指の腹でやさしくマッサージするように洗う。シャンプー前にしっかり予洗いをする。すすぎ残しがないよう丁寧に流す。こうした基本的な習慣だけでも、頭皮環境は少しずつ変わっていきます。

さらに、睡眠不足や食生活の乱れ、ストレスなども皮脂分泌に影響すると言われています。
どれか一つだけを改善するのではなく、身体全体のコンディションを整えていくことが大切です。

夕方の髪は、毎日の頭皮ケアで変わっていく

夕方に髪がペタッとする原因は、単純な“皮脂の多さ”だけではありません。乾燥、洗いすぎ、頭皮バランスの乱れなど、さまざまな要素が重なって起きていることがあります。だからこそ、ただ強く洗うのではなく、“守りながら洗う”という視点が大切です。

朝のスタイリングを長持ちさせたい方。
ベタつきやボリュームダウンが気になる方。
まずは毎日のシャンプー習慣を見直すことから始めてみてください。頭皮環境が整うことで、髪の印象は少しずつ変わっていくかもしれません。

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